「においがわからない」と患者さんのなげきの声を聴きました。

東洋医学の古典によりますと「五臓の状態は顔面の七つの孔によって知ることができる」とあります。肺気は鼻に通じ、肺気が正常であれば香臭がよくわかる。心気は舌に通じ、心気が正常であれば味がよく区別できる。肝気は目に通じ、肝気が正常だと視力がよい。脾気は口に通じ、脾気が正常だと食欲がある。腎気は耳に通じ、腎気が正常だと耳がよく聞こえる。・・・

これらは治療の診断の目安になります。もちろん、からだ全体の陰陽の状態、経絡の状態を診て、適切な治療をしなければなりません。

本日ほど「温故知新」と強く心に思ったことはありません。

 

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